1949-04-07 第5回国会 両院 両院法規委員会 第2号
増田官房長官がこう言う以上は、今殖田法務総裁の言われる程度ではなくして、やはり一應は、もし設けるとすれば、こんなようなもの、あるいは將來総理から諮問があつた場合には、こういうような構想を具申しまようというような構想が、ある程度具体化されているのではないかと思われるのですが、この増田官房長官の言われた法務廳の中へ行政執行の面の民主主義的機構の破壊に対する情報の收集、適宜の処置をするための合議的な官廳という
増田官房長官がこう言う以上は、今殖田法務総裁の言われる程度ではなくして、やはり一應は、もし設けるとすれば、こんなようなもの、あるいは將來総理から諮問があつた場合には、こういうような構想を具申しまようというような構想が、ある程度具体化されているのではないかと思われるのですが、この増田官房長官の言われた法務廳の中へ行政執行の面の民主主義的機構の破壊に対する情報の收集、適宜の処置をするための合議的な官廳という
あるいは將來総理大臣の同意を強いてあなたは受けておつたのではないかというようなうわさがこもごも立つておる。あるいは平野君の追放問題の際においてもお聽きでありましようが、相当あなたに対してはいろいろな評判が立つておる。僕は一個の個人としてあなたをよく知らないが、特に法務総裁は英國の大法官のようなものである。あなたの地位において、ほんとうに良心的な行動を私は要望してやまない。